治療の痛みが怖い患者さまへ
診療室の雰囲気は独特で、大人の方でもお子さまでも、治療がどうしても怖くて…という方もいらっしゃいます。
そんな方は、笑気麻酔（しょうきますい）をしてみませんか。
健康保険の適用があります。 いつでもお気軽にご相談ください。
診療の流れ
- STEP.01
- 体調チェック
笑気ガスは小さなお子さまからご高齢の方までほとんどの患者さまに安全に使用することができます。しかし、初期妊娠の方や呼吸不全の方などはご利用いただくことができませんので、使用にあたって問題がないか、体調のチェックを行います。
- STEP.02
- 笑気麻酔開始
チェアーに座って、お鼻にマスクをあてます。
マスクをつけたら、目を閉じて、お鼻からゆっくり呼吸をします。
その間は、お口の中は触りませんので、ご安心ください。
- STEP.03
- 適度な鎮静状態へ
しばらくすると、フワ～っと気持ちが落ち着いてきます。
思わず眠ってしまうことも…。
- STEP.04
- 鎮静の状態を確認・治療開始
血液の中にきちんと酸素が足りているか、御気分が悪くないか、十分に確認をさせていただきながら治療開始となります。
治療における留意事項
全身麻酔ではないので、治療中の痛いとき、お手洗いに行きたいとき、御気分の悪いときは、ドクターにきちんと意思を伝えることができますのでご安心ください。また、治療が終わり次第マスクをはずして、少し休んだら、普段通りに歩いて御帰宅いただけます。
- 注射の麻酔について
- 笑気麻酔は気分をリラックスさせるためのものです。痛みに対する麻酔ではありませんので、虫歯が深いときは注射の麻酔は通常通り必要です。
- 笑気麻酔を使用できない場合
- お鼻から吸い込む麻酔なので、呼吸器疾患のある方、鼻呼吸の難しい方などには使用できません。
- お子さまの笑気麻酔について
- お鼻からうまく気体を吸いこめないお子様などには効果が落ちますので、あらかじめ医師と相談してからの吸入となります。
